パッケージでの販売は終了させていただきました。
現在は、対話型自動プログラミングシステムの受託開発として個別に承っております。別途ご相談ください。
素材形状と仕上形状を入力するだけで加工に必要なNCデータを自動作成する、NC旋盤用対話型自動プログラミングシステムです。
特徴
- SWG-NCは次の3つの操作のみを御客様に要求します
・素材の材質と形状寸法の入力
・完成品形状寸法の入力
・自動的に作成されたNCデータの確認 - 御客様の利点として計算や経験をこのシステムは必要としません
- SWG-NCは次の6つ項目を自動的に決定します
・加工工程と加工領域
・加工順序
・使用工具
・工具取付位置
・切削条件
・工具軌跡 - SWG-NCは自動でNCデータを作成します
- 御客様は3次元動画によりNCデータを確認することができます
- 立形NC旋盤に対応しております
機能
次の図面に対する操作手順をStep1から9で示します。
Step1.素材形状入力
素材材質、素材形状(丸材、穴付丸材、六角材、成形材)を入力します。
形状の入力方法は丸材などの種類を指定後、直径、長さ、端面削り代などを入力します。
成形材の入力方法は仕上形状入力と同様です。
Step2.仕上形状入力
仕上形状(通し穴、止り穴、穴なし)を入力します。
形状の入力方法は直線、円弧などのシンボルを指定後、終点座標などを入力します。
Step3.インデックス位置入力
タレットインデックス位置(外径工具刃先位置、内径工具刃先位置または第2原点)を入力します。
Step4.加工種類入力
加工種類(立型NC旋盤用ではチャックワークのみ)を入力します。
旋削主軸の回転上限値を設定します。
Step5.NCデータ自動作成
加工工程と加工領域、加工順序、使用工具、工具取付位置、切削条件、工具軌跡を自動決定して、NCデータを自動的に作成します。
Step6.NCデータ動画シミュレーション
作成したNCデータを3次元動画でシミュレーションしてチェックできます。
動画後に工具毎の加工時間、切削条件を含めた工具レイアウト表が作成されます。
Step7.NCデータ確認作成
自動作成されたNCデータを変更したい場合は、旋削確認作成の画面で工具種類、工具取付位置、切削条件、切削方向、加工領域などを変更して、NCデータを作成することができます。
Step8.NCデータ編集
作成されたNCデータを直接編集することができます。
編集はNC装置と同じワード単位の編集(挿入、変更、削除、範囲編集、ワード変換)により行います。
Step9.NC装置とパソコン間のNCデータ送受信
パソコンとNC工作機械をRS232Cで接続して、作成されたNCデータの送信、受信をします。
動作環境
OS | Windows XP / Vista / 7 / 8 |
オプション機能
- 回転工具オプション
- シーケンス番号連番出力機能オプション
- 刃物台位置下側(X軸上下反転)機能オプション
- 工具毎クーラントMコード指定オプション(*1)
- 端面くぼみ形状右勝手・左勝手工具自動作成オプション(*1)
*1:2015年リリース